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だいちぃマイルで子連れ旅行

陸マイラーになる方法・子連れ海外個人旅行をつづってます

マイルが貯まるANA Phone発表!乗り換えを検討する方に


ANAから、マイルが貯まるスマートフォン「ANA Phone」の発売についてリリースがありました。昨日の午後の発表だったようです。

ANA、マイル貯まるスマホ ソフトバンク回線のXperia XZ、12月発売

マイルが貯まる、と聞くと飛びついてしまいそうですが、飛びつく価値があるのか、ちゃんと検証してみたいと思います。

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ソフトバンク回線で全国ユーザー向け、初のMVNOとして

まずANA Phone、通信サービスは、ソフトバンクのネットワークをMVNOとして提供するSBパートナーズが提供します。SBパートナーズはソフトバンクが作ったMVNO事業を行う子会社ですが、これまでMVNO事業としては、飛騨高山ケーブルネットワークと協業で2016年8月に提供開始した事業はありましたが、これはおそらく飛騨高山ケーブルネットワークの契約者向けのサービスであり(ケーブルテレビ契約者以外も契約できるが少々割高)、大々的なプレスリリースも当然ありませんでした。

そうなると、SBパートナーズが提供する、初めての全国ユーザー向けのMVNO事業となるのではないでしょうか。

スピードは?

「初めて」となると競合相手がまだおらず、ドコモ回線のMVNOでよく聞かれる「時間帯によって遅くなる」ということが起きるのは稀であろう、と推測できます。

MVNO向け接続料は、2016年度、ドコモが約78万、auが約97万、ソフトバンクが約112万と設定されており、ソフトバンクはかなり割高です。そうなると、好んでソフトバンクの回線を使ってMVNOをやろうとする業者はおらず、競合はこの先もなかなか出てこないと考えます。

そもそもソフトバンクは孫社長が何度も訴えているように、回線が脆弱です。つまり、MVNOにはあまり乗り気ではないはずです。となると、この先ANA以外の他社とMVNOを協業するとしても、少しずつ様子を見ながら、となるでしょう。

月々の支払いは?

料金プランはソフトバンクとほぼ一緒のようですが、実際に比較してみます。

まずはANA Phone

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そしてソフトバンク

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結論から言いますと、ほぼ同じです。どちらもスマ放題30GBで11,000円。スマ放題20GBで9,000円です。料金が安くなることを目的に、こちらのMVNOにするメリットは全くないと思います。

マイルはどれだけ貯まる?

 

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2年間で最大34,400マイル貯まるとあります。上に貼った料金表によると、最大の34,400マイルが貯まる条件は一番高額である月額11,000円のプランに申し込んで、かつ2年のうちで5回飛行機に乗るのが条件です。

これは、どうなんでしょうね。

さらに3年目以降は月250マイル(最初の2年間は月600マイル)と半分以下になってしまいます。4年契約したとして、後半2年では6,000マイルしか貯まりません。

携帯端末はソニーモバイルのフラグシップ

端末はソニーモバイルの最新フラグシップモデルですので、文句はないでしょう。iPhoneユーザーはともかく。個人的に気になるのは、この端末がMVNOで一般的なSIMフリー端末として出るのか、それともまさかソフトバンクのSIMロックがされた状態なのか、ですね。ANA Phoneを求めるユーザーには、海外に仕事や旅行で頻繁に行くような方もいるでしょうから、海外で現地のSIMを差せば使える、SIMフリー端末であればベスト、と思います。

ここを確認したかったのですが、ANA Phoneカスタマーサポートは11/2からのようですので現時点では問い合わせできず。

乗り換える価値はあるのか?

現状から通信料金を下げたい人には、まったくメリットはありません。料金はちっとも安くなりません。おそらくここが鍵なんでしょう。安くしたらユーザーが増えてしまう、あまり増えては困る、というソフトバンクの考えが見えます。

現状と料金が同じで、マイルが貰えるなら嬉しい!と考える人にはアリだと思います。とはいえ、2年で34,400マイルですから、2年使って夫婦で沖縄往復。陸マイラーとして2ヶ月でそれ以上のマイルを貯めてしまう私にはあまりメリットはありません。

端末を求めて、もしくはANA Phoneオリジナルのホーム画面を求めて乗り換える方もいないでしょう。最初見たときに、ソフトバンクということもあって、ディズニーモバイルに近いのかな?とも思いました。とはいえ、ANAとディズニーじゃ、雲泥の差です。ディズニーデザインで飛びつくユーザーはいても、ANAデザインで飛びつくユーザーはごく僅かでしょう。

今後は?

ここからは個人的な感想になりますが、ANAとソフトバンクの、この協業に関する大きな目的はこれで一旦終了したように思います。

「ANAが携帯電話を出すってよ!」

「ソフトバンクがANAと手を組んだってよ!」

とニュース記事になり、ユーザーの話題にあがる。

ANAによるブランド戦略、イメージ戦略の強化が大きな目的であって、ユーザーを実際に獲得して利益を得ることは二の次のように感じました。