だいちぃマイルで子連れ旅行

陸マイラーになる方法・子連れ海外個人旅行をつづってます

世界遺産ゴール観光でトゥクトゥクドライバーにダマされた話。スリランカは良い国ですが…


我が家は、スリランカの西海岸にあるベントータ駅から南へ向かう列車を待っていました。

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こちらの駅は宿泊していたホテルの目の前にある。

www.traveler-da1.com

ホテルの造りと非常に似ておりとてもキレイな駅。

思わず何度もカメラのシャッターを押す。

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実に美しい。

 

 

とは言え頭の中は半分くらい「この写真、売れるかな?(笑)」って感じ。

ストックフォト、やってます。

だいちぃ - 写真素材 フォトライブラリー


この日はスリランカ南部にある、ゴールという街へと日帰り観光に出かけようと。ゴールには「ゴールの旧市街と要塞」という名称で1988年に世界遺産に登録されたフォート地区があります。


乗り込んだ列車は2等自由席。指定席の設定がないため否応無しに自由席。混雑する車内で、私はデッキに立つことに。

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すると60代ぐらいと思しき男性が話しかけてきた。上の写真、右側に写っている白シャツの男性だ。


『Where are you going ?』

「Galle」

『ゴールは私のホームタウンだ。ゴールにはこんな素敵な場所があるんだ』

と持っていた白黒の観光マップを見せてくれた。

 

(うんうん、分かるよ分かる)そんな気持ちでおじさんの言葉に頷いていた。

そこには、時間があったら行きたいなーと考えていたウナワトゥナビーチやウミガメの施設も載っていた。

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『ゴールに着いたらガバメントタクシーを紹介してあげるよ!プライベートタクシーと違ってメーターだから安心だ!なーに、金は要らない。おれは君をガバメントタクシーに紹介したら郵便局に行くんだ』

「Hmm…」

(まぁそんな時間もないし、場所だけ聞いてバイバイすればいいか)

列車に揺られて1時間ほどでゴールへと到着。

『帰りの列車は16:50だ。今日はそれが最後だから気を付けるんだよ』

(もっと早い時間に、しかも帰りはバスで帰るつもりなんだけどなー)

『こっちだ!ついておいで』

『これがガバメントタクシーだ。メーターだから安心だ!』

ここで彼との関係を終わらせようと、私は口を開きました。


「あ、おれは最初に(駅から歩いていける)フォートに行きたいんだ」

するとおじさん、『フォートなら13時までクローズしてるぞ!プライムミニスターが来ているんだ』と言うではないか。

 「ふーん。そうなんだー」

 

そして、妻と軽く協議。

「どうする?まぁ行けるなら行きたいって思ってた場所だし、いいかなー」

という私の意見を採用してくれて、トゥクトゥクツアーを了承した。

おじさんから紹介されたガバメントタクシーのドライバーは

『今の距離がXX047、料金は1kmで90ルピー(≒63円)だ』

と言って今の距離を書いたメモを渡してくれた。信頼してもいいのかな、と思える行動だった。

そして、ここまで連れてきてくれたおじさんは約束通り、私にお金を要求することもなく立ち去って行った。

 

急遽決まったトゥクトゥクツアーは、途中でドライバーがガイドのようにいろいろ教えてくれる。

『これは古い家だ』

ポルトガル?オランダ?に占領されていた時のものらしい。

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ほら!キングフィッシャーがいるぞ。

  • キングフィッシャー (英語: Kingfisher) はユナイテッド・ブルワリーズ・グループ(英語版)が製造しているインドのビールのブランドである。
  • カワセミの英称

(いずれもwikipediaより)

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途中、津波の被害を受けた建物もたくさんあり『TSUNAMI』『TSUNAMI』と教えてくれた。

2004年12月26日に起きたスマトラ島沖地震では津波の被害を受け、ゴールの街だけで数千人が命を落とした。(wikipedia)

そしてトゥクトゥクは最初の目的地に着く。Yatagala Raja Maha Viharayaとか言ったっけな。

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ドライバーが連れてきてくれたこの場所は、確かに美しいお寺だった。

 

続いてドライバーが私たちを降ろした場所はスパイスガーデン?ハーブガーデン?

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ぶっちゃけ、あんまり興味ない。

ガーデンの人が、『これはバニラ』『これはジンジャー』などといろんな匂いを嗅がせてくれ、ガーデン内を案内してくれた。

でもやっぱり、そんなに興味はなかった。

最後に、ここで作られたオイルやクリームが売られている部屋に案内された。

何も買わなかった。興味もないし、何が入ってるか分からないし。

とりあえずガーデン全体に興味がなかったので早く立ち去ろうとトゥクトゥクへと向かった。

すると、『ドネイション(寄附)』とガーデンの人が言うではないか。

(は?ドネイションって何だよ…。寄付って何だよ。オメーら営利企業じゃねーのかよ)

納得いかないものの仕方なく財布の中にある最小のお金500ルピー(≒350円)を渡した。

まぁ入場料と考えればこんなもんだろう。100ルピー札が財布になかったことが悔やまれた。

でも、興味が無い所に無理矢理連れ込まれ、入場料を取るのはなぁ…という気分だった。

 

 

続いての目的地はタートルハッチリー。

ウミガメの保護施設には、この日に行けなかったとしても翌日にホテル近くにある別の施設に行こうと考えていたから、まぁ時間と手間が省けたと思えばラッキーだった。

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入場料は大人1人500ルピー。子どもはタダ。

Sea Turtle Farm and Hatchery - Sri Lanka

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ビーチでウミガメの卵を拾った人から卵を買い取り、孵化させて育てている施設。

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本当は触ってはダメと書いてあったが、施設内まで付いてきたドライバーが、『ほら!持ってごらん!』と持たせてくれた。

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子どもたちに子ガメを持たせることができて嬉しかったのは事実。さっきのガーデンでのイライラも、この頃はもう忘れていた。

 

ちなみに、ウミガメに触るのは日本でもできるみたいです!

www.jikishi.com

 

ウミガメの保護施設を後にして、トゥクトゥクはさらに東へとひた走る。

(うちら、どこまで連れて行かれるんだ?)と少し不安な気分もあった。

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トゥクトゥクが止まった所では、何人かの男たちが伝統的な漁をしていた。

Stick fishing と言うらしい。その名の通り、漁師は海に突き刺した棒の上で釣りをしている。

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トゥクトゥクを降りる際にドライバーはこう告げた。

『さぁ着いたぞ。ここがスティックフィッシングだ。ひとつ忘れるな、彼らはチップ(撮影料)を要求する。チップは2,000LKR(≒1,400円)だ。それ以上要求されても払っちゃダメだぞ』

(は?金取るの?)と思った私と妻は「(金取るなら)行かない。(見れたから)写真いらない。」と伝えたがドライバーは了解してくれなかった。

その後も少しゴネた。でも仕方ない。他に選択肢はない。

 

仕方なくトゥクトゥクを降りて、写真を取りまくった。金を払うんだから、思う存分撮ってやる!そんな気分だった。この写真を売って、少しは取り返そう。そんな気分だった。

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漁師たちの写真を撮り終えてトゥクトゥクへと戻るとドライバーが

『ここは2,000ルピーでいいんだ 、あっち(手前のゴール寄り)だと5,000ルピーするんだぞ!』

とドヤ顔で言ってきた。お前らオレのおかげで得してんだぜ?みたいな。

 

しかし、もうここら辺からコイツを完全にクロだと決め込んでいた。

これ以上コイツと一緒に居たくない。夕方にはゴールを出発しなきゃいけないし、ゴールの城壁内の観光がまだ残ってる。

『次はウナワトゥナでランチだ!』

「ランチいらないからゴールまで行ってくれ」

そう返すも拒まれ、我が家はウナワトゥナへと連れて行かれた。

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確かにキレイなビーチだ。世界で79番目(?)に輝いたビーチだからそれもそのはずだ。

edition.cnn.com

しかし我が家には時間がない。さらに景色を楽しむだけの心の余裕もない。

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まぁグダグダ言っていても仕方がないので、とりあえずランチにした。 

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これで2,600ルピー(≒1,800円)ほど。別にマズくもないし、ビーチ沿いの観光客向けの値段と考えれば妥当だ。

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でも私の頭の中は(どうせ店からマージンとタダ飯もらってんだろうなー)って感じ。

 

パパッとランチを済ませ、ようやくゴールへと到着。 

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トゥクトゥクを降りるとドライバーが紙に計算をし始めた。

メーターが正しいかどうかはさておき、30kmぐらいだろうから2000ルピー。多くても3000ルピーだろうなーと思っていた。

 

そしてドライバーが請求してきた金額はまさかの7,000ルピー(≒6,300円)。

 

は?そんな走ったか?

 

思わず「Too expensive」と大きな声が出た。

 

しかし、信じられない金額だったが、イライラしてたので言い値で払った。

ボッタクリな金額だと言うことに気づいていたが、悔しかったので言い値で払ってやった。

突きつけるように7,000ルピーを払ってやった。

 

するとドライバー、『帰りに駅まで送るよ!500ルピーでどうだ?』と言うではないか。

信じられん。どういう根性してんだ。

 

ヤツと別れ、帰りの電車がゴールを出るまで1時間半ほど、城壁内を散策した。

ガイドブックによるとゴールの散策にかかる所要時間は約3時間とある。

電車に間に合わなかったらバスで帰ればいいや、と思いつつも早足で観光をした。

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途中、こんな看板を見つけた。我が家が回ったタートルハッチリーやスティックフィッシングを含めて3000ルピーとある。

(相場より4000ルピーほど多く払わされたんだな、うちら)

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最後に、自分の心の傷に塩を塗るべく、ある雑貨屋さんの人に声をかけた。

「今日の朝、この辺りはクローズだったの?」

『いや、そんなことはないよ』

「トゥクトゥクのドライバーが、プライムミニスターが来るからって」

『ハハハ、ドライバー チーティング(嘘ついたな』

 

やっぱりか…。まぁ途中から分かっていたけど、まんまとやられたな。 

 

ゴールで散策する時間が全然無くなってしまい、こんなステキな教会も外観を見るだけしかできなかった。

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このツアーが最初から定額7,000ルピーだったら、きっとここまで文句言わなかったと思う。

別にボッタクられたとは言っても、相場より3000円ほど多く取られただけなので、たいした被害ではないし。

とは言え、騙されたということ自体が悔しいし、時間がない我が家のリクエストを拒んで遠く遠くへと連れ回したことが、一番ムカついた。

 

この怪しいツアーの途中、妻は私と一緒にドライバーに文句を言ってくれたこともあった。

しかし、トゥクトゥクツアーの途中もツアーが終わってからも、こんなバカな私に対して、妻は何も言わなかった。

「なんで騙されるかなー?」

「怪しいって思わなかったの?」

「バカじゃないの?」

こんな言葉を浴びせられてもおかしくない。でも、妻は何も言わなかった。

本当にありがたい。広い心をもった妻だと、本当に思う。

妻にANA SFC修行をしていいか聞いてみた。果たしてその答えは?? - だいちぃマイルで子連れ旅行

 

【最後に】

スリランカは基本的に親切で良い人が多いです。そのせいで私の警戒心が緩んでいたのも事実。この事件が旅の前半であれば回避できたかもしれませんが、帰国前日のことでした。スリランカに着いてこの日まで、多くの方に親切に温かくされたせいで…こんなことになってしまいました。

別にスリランカが悪い国という言うつもりはないです。ただ、外国ではどこの国でも一定の警戒心と一定のマイルールは必要だと思います。

「やっぱタクシーはメーターじゃなく、乗る前に交渉のが安心だな」と、つくづく思いました。(そこ?)