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スリランカの鉄道まとめ!予約・購入・乗り比べて分かったことレポートします


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2017年の夏、我が家はスリランカに行ってきました!

その際に、スリランカの鉄道を4回利用しました。

実際に乗車してみて分かったことや乗った感想、車両クラス(1等車、2等車)の違いなどをまとめてみます!

 

 

スリランカの列車はネット予約できない?

スリランカの列車は一部の観光列車。(ExpoRail ,Rajadhani Express)を除き、外国からインターネットから予約はできません。

じゃあ、「ネット予約できるExpoRailかRajadhani Expressを利用すればいいじゃん!」と思ったものの、残念ながら2017年8月現在、どちらも運休中。

やむなくスリランカ国鉄での移動を考えるワケですが、上述の通りネット予約に非対応。

もちろん、現地の窓口に並べば購入できますが、限られた旅行日数や子連れという状況では避けたいのが本音。

現地に入ってから駅の窓口で購入したとしても、希望する列車に空きがあるか分かりませんしね。

これまでに、イタリア、ポルトガル、フランス、ベルギー、インドの列車を鉄道会社の公式サイト経由で日本から予約・購入した経験があるのですが、スリランカはそれができないんです。うーん、困った。

時刻表はネットで見られる

ネット予約はできないものの、ネットで時刻表を見ることはできますので、まずは乗りたい列車の時刻を調べましょう。

Sri Lanka Railways|Search Train

行き先と目的地を入れます。参考までにコロンボフォート駅からキャンディ駅行きを検索してみます。

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すると、ズラーッと検索結果が表示されます。(画像は下の方を省略しています)

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英語版ですがなんとなく分かると思います。

コロンボ〜キャンディ往復分は、旅行会社を経由して予約

調べてみるとスリランカの鉄道の切符を代理購入してくれる旅行会社がいくつかあるようでしたので、そちらにお願いすることにしました。

事前に乗りたい列車の時刻を調べておくと、やり取りがスムーズで良いかと思います。

ヤートラ・トラベルズさん

www.yathrajapan.com

日本語サイトがあり、日本人の方(Sさん)が対応してくれました。

料金設定は1区間1席USD20(等級問わず)+手数料USD40(コロンボ市内のホテルへの配達費込み)

我が家の場合はコロンボ~キャンディの往復をお願いしましたので

合計:2区間USD×4席分+手数料USD40=USD200 でした。

実際にこんなメールを送って依頼をしました。

8月XX日 Colombo fort 9:45発−Pradeniya 12:31着(展望席希望、無ければ1等または2等でも可)
8月XX日  Kandy 12:50発−Colombo 15:27着(1等希望、無ければ2等でも可)

そして手配して頂いた切符がこちら

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visitsrilankatours.co.ukさん

https://www.visitsrilankatours.co.uk/train-tickets-1.html

こちらはイギリスの会社のようです。

料金はヤートラ・トラベルズさんに比べてかなり安かったです。

同じ条件で手配を頼むと88ポンド(≒12,400円)

料金の安さは魅力ですが「乗車30分前までに駅の窓口で切符を引き換える必要がある」とのことでパスしました。

Make your way to relevant train station (at least 30 minutes) prior to the train departure. Provide your reservation number and passport to the ticket counter to obtain boarding pass / M- ticket.

子連れのため、無駄な行動はなるべく避けたいのです。

大人だけだったら「何事も経験!」ということで駅窓口で並んだりするも楽しみなんですけどね。そもそも、本来の運賃は1等車でも1区間500円ぐらい、2等車でも300円ぐらいなんですから(笑)

 

挙げた2社以外にも予約・手配をしてくれる会社はあるようですが、比較利用した2社を紹介させて頂きました。

 

コロンボからキャンディへ

コロンボフォート駅
こちらがスリランカ最大、コロンボフォート駅の外観です。

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ここが駅の入口です。(抜けたあとの写真ですいません)

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ホームには電光掲示板があり、車両番号やホームの番号が書いてあります。

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利用はしませんでしたが小さなお店もあります。

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利用するにはかなりハードルが高そうですが、食堂もあります。

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『さぁ、乗る列車がホームに入ってきました!』という写真を撮りたかったのですが、荷物を持ってバタバタしていたので列車に乗り込んでからの写真です。

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我が家が乗るのは1等展望車(1st Observation Car)です。
 
1等展望車〜車内や車両の様子〜
車内はこんな感じ。ゆったりとした座席が両側に2席ずつ。荷物は上の棚もしくは床におきます。天井には扇風機もあります。
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展望車両は列車の最後尾に付いており、座席は全て進行方向に対して後ろ向き。展望車両の最前列(列車の最後尾)からは常に線路が見えます。

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窓からは人々の生活風景が垣間見え、 

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踏切が開くのを待つ車やバイクを見るのも、異国ではなんだか楽しい。

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もちろん線路を歩く光景も。

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展望車ならでは、窓から顔を出して楽しめます!時々反対側の列車が来たりやトンネルが現れますのでご注意を。

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ちなみに上の写真はデッキのドアから身を乗り出して撮りました。だってドアは常にオープンなんだもん。

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なお、線路の状態がかなり悪いため、走行中の列車は上下左右にかなり揺れます。デッキに出る際は十分にご注意くださいね!

 

こんな風にデッキのドアからは常に誰かが顔を、体を出しています。

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我が家が乗った展望車を外側から。僅かな停車時間を使って外側からの写真に挑みました!

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また、デッキの隣にトイレがあります。1等車だからでしょうか、普通に使えるレベルのキレイさでした(写真はありません)。

 

列車は順調に進むも、途中の駅(2つ上の写真の駅)で1時間ほど動かなくなってしまい、結局3時間かかる所を4時間ほどかけて、ペラデニアジャンクション駅(Peradeniya Junction)に到着しました。

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展望車を後ろからパシャリ。

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ペラデニアジャンクションの先には紅茶の産地として有名なヌワラエリヤがあります!車窓から見える紅茶畑は『絶景!』と聞きますので、いつか行ってみたいですねー。

なぜキャンディではなく、ペラデニアジャンクションまで?
我が家が利用したいのはコロンボからキャンディまでの区間でしたが、ちょうどいい時間の列車が無かったため、キャンディの1駅手前のペラデニアジャンクション駅までの乗車・利用をしたんですよね。
ペラデニアジャンクションは全車(たぶん)止まるのですが、それから1駅先のキャンディには行く列車と行かない列車があるのです。
 
ということで、ペラデニアジャンクション駅からトゥクトゥクで15分ほど走りホテルへ。トゥクトゥクの料金、500LKR(≒350円)でした。
 
コロンボからキャンディに行く列車の時刻表はこちらで調べられます。 
もし、希望する時間に列車が運行されていない場合は、1駅手前のペラデニアジャンクションでも検索してみてください。『ペラデニアジャンクションまで行って、そこからはトゥクトゥクに乗ればいいや!』と考えると選択肢が増えるはずです。
 
 

キャンディからコロンボへ

1区間目に続き、2区間目でも変則的な乗車をしました。
ヤートラ・トラベルズさんにキャンディ~コロンボ間の切符を取って頂いたのですが、約30キロ先にある途中駅ランブッカナ駅から乗車しました。
理由はこの寄り道のせい。 

www.traveler-da1.com

ホテルから、まずはピンナワラにある象の孤児院までトゥクトゥクで行きました。(1時間、3000LKR≒2100円)

そして、象に乗ったり象の孤児院を見学したりで半日ほど過ごしてからトゥクトゥクで駅へ戻り列車に乗りました。

ランブッカナ駅

かなり開放的な駅。そしてかなり田舎の駅です。

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切符売場の窓口、閉まっています。まぁ切符持っていますので問題ありませんが。

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ここを渡って反対側のホームへ。もちろんエレベーターなんてありません。

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このホームで電車が来るのを待ちます。

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少し遅れて電車がホームに入ってきました!

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1等指定席エアコン付き〜車内や車両の様子〜

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エアコンガンガン、シートフカフカで超快適です!

さらに車両内には前方と車両中央にモニターがあり、映画が流れています。この日は『ジャングルブック』でした。なお、デッキに出るドアは自動ドアです。結構ハイテク。

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自動ドアを開けてデッキに出てみました。デッキへのドアは自動ドアですが、車両の外へ出るドアはもちろん手動で、そして全開!

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後方の2等席を覗いてみました。(数日後に実際に2等席に乗るので、車両内部の様子は記事の下の方で)

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コロンボ・フォート駅へ到着しました。乗ってきた列車はこちらです。スリランカの鉄道は電化されていないのでディーゼル機関車で引っ張るスタイルです。

鉄道のことはあまり詳しくないのですが、wikipediaによると中国製のようです。

Sri Lanka Railways S12 - Wikipedia

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こんな感じで、適当に駅の外へ出ます。『NO EXIT』の文字はありますが、みんな無視です。

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1等展望席と1等指定席エアコン付き、どっちがオススメか?

ネットでいろいろ情報を調べていたら、こんなtripadvisorにこんな投稿を見つけました。
この質問者の方は夜明け前から乗られるようで『まだ外は暗いよ!AC 1stにしときな!』というアドバイスを頂いてますが、昼間に乗る場合はどっちがオススメなんでしょう?
実際に乗り比べた私がお答えします!
  • 1等展望車←窓から顔を出すことができて楽しい!風景を楽しめる!
  • 1等エアコン付き指定席←快適だけど、つまらない移動手段
展望車は寝たら勿体無い感じ。移動手段というより、むしろアトラクション。
一方のエアコン付きは、窓が開きませんし窓が汚いので車窓の風景を楽しむ感じはありません。ただの移動手段です。
なお、どの展望車は全ての列車に連結されている訳ではありません。どの列車に展望車の設定があるかは、こちらのHPの中ほどにある時刻表で確認できます。(全部英語ですが)
 

 

ベントータからへゴールへ

ベントータ駅 

泊まったホテルの側にあるベントータ駅(Bentota)から

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こちらの駅は、近くにある五つ星ホテルが維持管理をされています。 

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ベントータ駅の窓口で切符(硬券)を購入

切符売り場の駅員さんに声を掛けて切符を買います。英語オッケーです!

『Galle, 2adults, 2children, 7years old and 4years old』これだけの英語ですが。

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手に入れた切符はこちら。マニアが喜ぶ硬券ってやつです。子ども用は半分に切られています。

ベントータからゴールまで2等で大人100LKR(≒70円)、子ども50LKR。

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こんな列車がホームに入ってきました。

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2等自由席〜車内や車両の様子〜

2等ですが指定席の設定がないため自由席です。手前に写ってる白シャツのおっちゃんとずっと話してました。(それが後にこちらの事件につながる訳ですが)

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車内は満員。途中で子どもたちはなんとか座れました。こんな旅に付き合わせてごめんよ、と思いますが子どもたちは結構平気のようでした。

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デッキのドアはもちろん全開!海岸沿いを南下するルートのため、1時間の乗車時間の半分以上は海が見えていました。

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ゴールへ到着しました!

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ここが出口です。切符はここで回収されてしまいます。

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ゴールからベントータへ

帰りもゴール駅から。駅の外観はこんな感じです。

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時刻表はこんな感じ。このアナログ感がたまらないですねー

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アナログ感と言えばむしろこっちでしょうか?行き先、出発時刻、ホーム番号が表示されています。

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ゴール駅の窓口で切符(硬券)を購入

切符はこちらで買います。3等の窓口は並んでいますが1,2等は空いています。3等にチャレンジしてみたい気分も少しはありますが、妻子連れですので2等です。

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2等自由席〜車内や車両の様子〜

この電車に乗ってベントータまで帰ります。

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2等自由席の車内はこんな感じ。ゴールに来る時に乗った『2等自由席』という条件は一緒ですが、車内の様子はだいぶ違いますね。

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シートピッチはこれぐらいです。テーブルも付いています。

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デッキにはレディたちが。席空いてるんだから座席に座ればいいのに。

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ちょうど夕刻。窓からはインド洋に沈む夕日が。キレイでした〜

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ベントータ駅には止まらなかったので、ひとつ先のアルスガマ駅(Aluthgama)で降りました。ここから1駅分、トゥクトゥクで戻りました。

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おわりに 

大変長くなりましたが、スリランカの鉄道に4回、クラスいろいろで乗ってきました話はここまでとなります。

日本やドイツと違って時間通りに運行することは稀ですが、タクシーやツーリストカーの旅とは違って、見どころいっぱいの鉄道旅。

ぜひ!と軽々オススメできない部分もありますが、チャンスがありましたら乗ってみてください。

 

我が家はこんなマニアックな(?)鉄道旅に7才と4才の娘たちを巻き込んでしまいましたが、特に不満は言わずに景色を楽しんでいました。

とはいえ女の子なので鉄道にはそこまで興味がないご様子。男の子だったらもっと食いついたのかな〜と考えちゃいました(*^^*)