乗るはずだった飛行機を当日キャンセルする場合、どうやって対応したらいいか知っていますか?
『当日キャンセルなんて、自分はするはずない…』と思っていませんか?
私はそう思っていました。が!つい先日、フライトをドタキャンすることになってしまったんです。
参考までに、その時の対応や返金額についてまとめておきます。万が一のときのために、覚えておくと役立つかもしれませんよ。
目次
当日キャンセルは、急いでキャンセル手続きをしてください!
飛行機の当日キャンセルは、まず急いでキャンセル手続きをしましょう。
出発時刻の15分前までにキャンセル手続きができるかどうかで、返金額が大きく変わることも。
【空港で】当日キャンセルの手続きはどうやってする?
空港に着いてからキャンセルする場合は、チェックインカウンターで申し出るのが一番カンタンです。
写真のように混んでいる場合は、空いているカウンターならどこでも大丈夫です。取り急ぎ「キャンセルしたい!」伝えましょう!
空港に着いて保安検査を通過したあとで、キャンセル手続きをする場合は?
先日、空港に到着して保安検査を通過したあと、ラウンジでビールを飲んでのんびりしていました。
「飛行機に乗る前にラウンジでビールを飲む!」このために、マイル修行をしたと言っても過言ではありません。
が!乗るはずの便を、急遽キャンセル手続きをすることになってしまいました。
天むす食べてビール飲んでたら『用は済んだから来るな!』って…。飛行機に乗れなかった #エアポート投稿おじさん は日曜日を取り返した٩( ᐛ )و いや、なんだか複雑やで…(´・ω・`) pic.twitter.com/yxTRndw3qI
— だいちぃ✈陸マイラー (@traveler_da1) June 16, 2018
- STEP.1近くに地上係員の方がいるなら伝えましょう
もし近くに地上係員の方がいらっしゃるなら、キャンセルすることを伝えましょう。見当たらない場合はこのステップはパスしてもOKです。私の場合は見当たらなかっでパスしました。
- STEP.2保安検査場から出してもらう
保安検査場にいる係員に状況を説明して外に出してもらいます。「乗らないことになった」「キャンセルするから外に出して欲しい」などで伝わると思います。
ここで係員(保安検査をする警備会社の方)に申し出ます
- STEP.3カウンターで払い戻し手続きをする
チェックインカウンターや航空券購入カウンターなど、有人カウンターで「キャンセル処理と払い戻し処理をお願いしたい」と申し出ます。
すると、取消手数料のことや払い戻し方法(現金返金またはクレジットカードへ返金)などの簡単な説明を受け、手続きは完了です。
私の場合は預け荷物が無かったためこれだけでしたが、スーツケースなどを預けた場合は、その処理・手続きに時間がかかります。
こちらで処理をお願いしました。
【空港に到着する前】キャンセル手続きはどうやってする?
インターネットや電話などでキャンセル手続きができます。空港まで行く必要はありません。
▼リンクをクリックすると、キャンセル手続きをするページおよび電話番号が記載されたページに飛びます。
細かいルールや手続きなどについては、こちらの公式ページでの記載をご確認ください。
ANA 変更・払い戻し[国内線]
JAL 変更・払い戻し[国内線]
当日キャンセルの払い戻しはある?いくら返金される?
当日キャンセルした場合の払い戻し額・返金額ですが、支払った運賃種別に対して返金される額は異なります。
また、キャンセルをしたタイミングが乗る予定の便の出発時刻前か出発時刻以降によっても大きく異なります。
実際に当日キャンセルした場合の、払い戻し額・返金額をみてみましょう。
羽田〜大阪の航空券をキャンセルする場合
当日キャンセルした場合の、徴収される額(返ってこないお金)を調べてみました。
JALの場合は区間によって路線区分(A〜D)が分かれるので、具体例としてB区分にあたる「羽田〜大阪」区間でみてみます。
【返ってこない金額】
運賃種別\取消時期 | 予約便出発前 | 予約便出発後 |
普通運賃 | 手数料のみ | 4,000円+手数料 |
先得 | 5,995円/50% | 5,995円/50% |
おともdeマイル | 5,395円/50% | 5,395円/50% |
特便割引 | 1,000円+手数料 | 4,000円+手数料 |
※ 手数料と記載してあるものは、払戻手数料の430円です。
先得などの割引運賃を購入している場合は、半額しか返ってこないんですね・・・。
もしフライトに乗り遅れた場合、いわゆるノーショー(No Show:無断キャンセル)の場合は、いくら変更や払戻に柔軟な普通運賃であっても、ペナルティとして結構な金額が没収されます。
乗り遅れることが確実になった時点で電話でのキャンセル手続きをお忘れなく!もちろん寝坊は論外ですよ。
キャンセルをする場合の払い戻しの特例も覚えておこう
自己都合でキャンセルをする場合でも、急病などであれば変更・払い戻しの特例があります。
医師の診断書を提出した場合は、次のような特例があるので覚えておきましょう。
とはいえ、診断書をもらうには数千円かかりますから、返ってこない金額を確認してから、診断書を取る/取らないを考えるのが良さそうです。
変更・払い戻しの特例
お客様が病気などの理由で旅行不可能な場合、次のいずれかの特別対応をいたします。
・ 予約便出発予定日から30日間以内の便への変更を承ります。
・ 払戻手数料・取消手数料を適用せず、全額払い戻しいたします。
※ 予約の変更・取り消しは、当該便の出発前までに行ってください。
※ 病気などの理由で変更・払い戻しをする場合は、医師の診断書等の提出が必要です。
ANA 【国内線】病気のため予約していた便に搭乗できない場合、どうしたらいいですか。
まとめ:当日キャンセルはとりあえず急いで。
乗るはずだった便を当日キャンセルする時は、とりあえず急いでキャンセル手続きをしましょう。
先得などの割引運賃を購入している場合は、便の出発前/出発後で払戻額は変わりませんが、特便割引などの運賃で購入している場合は、払戻額が大きく変わります。
とりあえず急いでキャンセル手続きをしましょう。最後にもう一度、キャンセル手続き用の参考リンクを置いておきます。
▼リンクをクリックすると、キャンセル手続きをするページおよび電話番号が記載されたページに飛びます。
細かいルールや手続きなどについては、こちらの公式ページでの記載をご確認ください。
ANA 変更・払い戻し[国内線]
JAL 変更・払い戻し[国内線]
当日キャンセルの悪夢がよみがえりました!深い傷を負っていないのならイイですけど、キャンセルは楽しい気分にはならないですよね~。
まぁ、嫌な予定のキャンセルなら喜びますけどね(^^ゞ
ケンさんコメントありがとうございます!
そんなこともありましたね…見えない力が。幸い、キャンセルの可能性があったので「想定の範囲内」でございました。