我が家の長女が小学校に入学するまでの約7年間に訪問した国は、アメリカ、ポルトガル、スペイン、フランス、ベルギー、ドイツ、イタリア、トルコ、UAE、マレーシア、シンガポール、香港、台湾の13ヶ国となりました。
『旅育は子どもに良い影響を与える』と言われますが、どのような効果があり、本当に良いものなのかどうか、実際に見ていただき、感じていただければと思い、まとめてみます!
旅育で得た効果はこの3つ
早いうちから海外旅行をすることで、いろんなものを見て、いろんなものに慣れる。これが旅育の効果だと思います。
具体的に3つあげてみます。
飛行機に乗ることに慣れる
さすがにこれだけいろんな所に行っていると飛行機乗ることに慣れます。
少し残念なのは女の子だからか飛行機に乗ることに対するワクワク感があまり無いようで、機内に乗り込むと、「ごはんはー?」「テレビはー?」「炭酸はー?」ってすぐに言います(笑)
ちなみに長女が乗った国際線のフライトだけを一覧にしてみると以下の通りで合計35レグでした(番号は上の時期・行き先と同じです)。初めてこうやってまとめてみましたが、すごいですね。羨ましいです。ちなみに親である私の初飛行機は高校卒業後。
大人にも、子どもにも、いろんな外国の人に慣れる!
海外旅行の経験が関係しているのか分かりませんが、どこに行っても人見知りをしない長女です。
こちらはバンコク・スワンナプーム国際空港にて。搭乗券をかざす機械に興味を持ったのか、ズケズケと入っていってお兄さんに操作方法を教えてもらってました(笑)
こちらは香港ディズニーランドにて。多少恥ずかしがったりはしますが、外国の子どもたちや大人たちの輪の中にも入っていけます。
どこでもすぐに友だちができる子になった
写真がブレブレで見辛いですが、ホテルで隣のテーブルに座ったバーレーンのご家族と仲良くなり、食後にずっと遊んでいました。
いつでもどこでも、すぐに友だちができる。この才能は小学校に上がっても発揮しているようです。他のクラスや他の学年にも友だちがたくさんいるようです!
街を歩いていても、こんなふうにすぐに仲良くなってしまう長女です。
旅育のための旅費はどうやって捻出するのか?
最初の頃は正直言ってかなりお金を使って海外旅行を楽しんでいました。
生活費を切り詰めても海外旅行に行きたい家族なので「必要経費」という訳の分からない解釈をしていましたね。
しかし、「これじゃあダメだ。お金が全然貯まらない」と夫婦で話し合い、一度は旅を諦めようかとも考えました。
そんな時、飛行機に乗らずにマイルを貯めるという目からウロコの方法に出会い、今は海外旅行も諦めず、そして貯金もそこそこできている。良いバランスが保てています。
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旅育で行った海外での写真を、ひとつずつ紹介します
①石垣島・小浜島/2010年8月
「海外旅行の前に飛行機の練習を」ということで生後4ヶ月ぐらいの時に3泊4日で先島方面へ行きました。往復1回ずつの単純往復にしておけばいいものの、那覇で乗り継いで石垣、さらに船に乗って小浜島へも行ってしまったり。
②ドイツ/2010年12月
飛行機が大丈夫そうだったので、初めての子連れ海外旅行へ。初子連れ海外の行き先はグアムやハワイあたりが無難なんでしょうけど、8ヶ月の娘を連れてドイツへクリスマスマーケットを目当てに行くことに。
まだこの頃は現地の方と触れ合うという感じはなく、親にずっと抱っこされているだけで、海外に行った気は本人は当然無かったはず。
航空券をフィンエアーで購入していたのですが、出発前日にストで欠航になることが分かり急遽エミレーツ航空を購入し直して。さらに、帰りの飛行機で夫婦揃って体調不良になりドバイ空港の医務室に行くことに。とはいえ、長女は全く問題なしでした。
③イタリア/2011年7月
ドイツで味を占めた親たちは1才3ヶ月になった娘を連れて夏休みをヨーロッパに。ナポリ、そして夜行フェリーでシチリア島へと渡る欲張りな旅でした。
アマルフィのおみやげやさんでおばちゃんに声をかけてもらったり、
タオルミーナにある広場で、ちょっと年上のお姉ちゃんに遊んでもらったり。
④ハワイ/2011年10月
1才半。私の親も一緒に三世代でハワイに行きました。少しずつ体内時計もできあがってきたようで、時差ボケの影響がかなりあり、午前中はずっとウトウトしていた感じでした。
時差を考えるとハワイよりヨーロッパのが楽だなーと思いました。それもあり、この旅を最後にハワイには行っていません。
⑤トルコ/2013年8月
下の子が産まれた関係で2年弱のブランクが空きました。次女初の海外は生後11ヶ月でトルコ。この時、長女は3才4ヶ月。
トルコは子ども好きな方が多く、これはイスタンブールのグランドバザールでおじさんたちに抱っこしてもらっているところ。泣いたりもせず、いっぱい可愛がってもらいました。ここで購入したアラジンに出てくるようなランプは、どこで購入したか記憶にある様子。
カッパドキアの近くにて。現地ツアーをお願いした日本人の方の娘さんと一緒にカモに餌をあげています。
ホテルではネコにチーズをあげたり。この旅で、「あ、この子は鳥やネコがいればどこの国でも楽しめる」と思いました。実際その後の旅でも、ハトを追いかけてキャッキャッ言って楽しんでいることがよくあります。Kelebek Special Cave Hotel
⑥香港・台湾/2013年12月
ここではこのような現地の方とのコミュニケーションに。
台湾も行って、十份でランタンをあげたりしたんですが、あまり現地の方とのコミュニケーションは無かったかな。
⑦フランス・ドイツ/2014年7月
行きの機内で早速国際交流をしていました。この場所に座り込んでいるのはどうかと思いますが、なんだか微笑ましい光景です。
パリ・リュクサンブール公園にて。親も子どももフランス語は当然分かりませんが、何となく現地の子たちと遊んでいました。
フランス・コルマールにて。係員のおじさんに抱っこしてもらって高いところに乗せてもらって。耳にはその前に行ったマルシェでおじさんに貰ったサクランボの耳飾り。
ドイツ、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーのレストランにて。隣のテーブルにいた地元のご家族の子どもさんと一緒にしゃぼん玉で遊んだりして、最後にはアイスを子どもたちにご馳走になりました。私たちもいろいろと話をさせて貰って…つたない英語によく付き合ってくれたと思います。
この旅は「1日1回は公園に行く」という目標を掲げていて、地元の子どもしか居ないような小さな児童公園にもたくさん行ったので、いろんな人とコミュニケーションができました。
⑧シンガポール・マレーシア/2015年3月
こちらはシンガポール動物園の奥にあるキッズエリア。何とか我が子の姿は捉えていますが、放っておいても全く平気で遊んでいます。
マレーシアのレゴランドにも行ったのですが、ガラガラ過ぎて自分の家族としかコミュニケーションを取らない状況。少々賑わっている方が子どもたちにも親たちにも良いかもしれない、と思いました。
⑨アメリカ/2015年9月
前半のグランドサークル・ドライブでは家族だけで思いっきり自然を楽しんで、
後半のサンフランシスコはこんな体験をしたり。
こちらはどこか分かりにくいですが、サンフランシスコのミッションドロレス公園。この女の子とひたすら砂場にジャンプして遊んでいました。
Mission Dolores Park – Helen Diller Playground | San Francisco Recreation and Park
⑩香港・マカオ/2015年11月
ここではやっぱりこういう交流。東京よりもキャラグリの時間がゆっくり取れるので香港ディズニーランドはオススメです。
⑪ドバイ・スペイン・ポルトガル/2016年7月
ここ、バルセロナのカサ・ミラのある交差点のそばなんですが、ショーウインドウにおじさんが絵を描いているのを面白がってずーっと見てて、ガラス越しでおじさんといろいろコミュニケーションを取っていました。
こちらはバルセロネータのビーチなんですが、屈強な男性陣に混ざって逆上がりをしている長女がいます。この頃、逆上がりができるようになったのが嬉しくてどこでも逆上がりをしていた長女。遠くからこの場所を見つけて走って行って逆上がりを…親たちは怖くて遠目に写真を撮ることしかできませんでした。凄いよ、アンタ。凄すぎるよ。
⑫フランス・ベルギー/2016年12月
2回目、約5年ぶりの三世代旅行です。と言っても父(子どもにとっての祖父)はいませんが。子どもたちが現地の方とコミュニケーションをとる機会は少なめでしたが、一方で普段離れて暮らしているおばあちゃんとずっと一緒に居られたのだからよかったのかな、と。
旅育はこれからも継続します
小学生になると夏休みや冬休みなどしか海外旅行に行くことができなくなるかもしれませんが、なるべくたくさん、なるべく多くの国に、娘たちを連れ出して、今後も旅育を継続したいと思います!
旅って、いいものですよ!!
(写真の女の子はうちの長女ではありません。フリー素材でお借りしました。)
我が家の長女も今年小学校です!
素敵なご家族ですねぇ~。なんだか『ほっこり』しました(^^ゞ
我が家はアジアぐらいしか行ってませんが、だいちぃさんファミリーのように『色んな国に家族で』行きたいです!
色んな国で楽しそうに遊ぶ家族に囲まれて、幸せいっぱいですね!!
ケンさんちもなんですね!なんだか不思議な縁を感じます。
うちは②ドイツ③イタリアより④ハワイのがしんどかったんですよ、時差のせいで。そのせいでヨーロッパ!ヨーロッパ!ってなってしまってw 無邪気に遊んでますけど、この前のポルトガルではお腹を壊してしまって「ハトを手に乗せて餌あげてるからだわ!」って怒られてましたけど、私に。
初めまして。
卒業おめでとうございます。
渡航先がすごいですね!3歳でアメリカに恐る恐る行っている身とは大きな差ですね。
これからも旅育情報楽しみにしております。
初めまして。色々渡航されている経歴拝見し教えてください!フランスの次におすすめの国や、中欧や東欧は食事は微妙でしたか?
ゆいさん、はじめまして!
中欧や東欧はまだ行けてないので食事の評価はできないのです、お役に立てずすいません。行った中だとイマイチだった国があまりないのでオススメを挙げるのは逆に難しいのですが、ヨーロッパは渡航済のドイツベルギーフランスイタリアスペインポルトガルマルタ、どれもありです!アジアに向かってトルコは本当に楽しかったですし、スリランカもインドよりは穏やかで好きでした。東南アジアはシンガポールが無難に楽しめますし定番リゾートのバリ島も良かったです。東アジアだと台湾は大好きなんですが中国韓国はあまりリピートしたいと思わないですね・・・太平洋に出ましてハワイは文句なしですしカナダアメリカは大自然が最高ですしメキシコも自然と雰囲気が良かったですし。全然絞り込めていませんが、どこも最高でしたよ〜
子連れ旅人さん
はじめまして、コメントありがとうございます。
渡航先はいろいろバリエーションに富んでますが、それでも毎回恐る恐る、ドキドキはありますよ。慣れているようですが、同じところをほとんどリピートしていないので毎回新鮮である一方、毎回ドキドキです。
次女は長女と違ってブランクがない分、あと小学校入学まで2年あるのですが長女からイタリアを引いただけなので。既に12ヶ国ですw 次女でもこんなネタが書けたらと思いますが、長女の人間性が偉大すぎてどうかなーって感じです。ただ後を追いかけてるだけですからね、次女は。
ご卒業おめでとうございます!
生後4ヶ月の国内旅行を皮切りに世界中を旅しているだいちぃさんのお子さんがうらやましい!笑
それにしても子供の順応力ってすごいですね。特にだいちぃさんのお子さんはその能力に長けているのかも。あとお子さんのまわりに集まってくる各国の大人たちの表情もとっても素敵。無邪気な子供のまわりは自然と笑顔が溢れますね。良いお写真たくさん拝見出来て私まで笑顔になりました(*^▽^*)
だいちぃさんのお子さんが羨ましい!!自分は高校生まで海外旅行も飛行機も乗ったことありませんでした。
きっとすべていい思い出が残ってるはずです。旅育の効果は絶対今後出てきますよー。そのうちCAになって世界を飛び回る日が来るかもしれませんね。
ぬるまゆさん
集まってくる大人の表情…きぐるみのヤツラですか?w
もっと素敵な背景の写真だったら良かったのですが、サンフランシスコの公園はほぼ工事現場ですしバルセロナもコメント付けないと「どこ?」って感じでした。
子どものおかげで親が現地の方と話す機会を貰っていることも多く、本当に感謝です。長女のメンタルが欲しいーーー!!!
YuKunさん
私も高校卒業後に初飛行機でしたからねぇ。初めての飛行機の時、あの「ゴー!」って音にかなりビックリした記憶があります。
飛行機にこれだけ乗ってると一度ぐらい「CAさんになる!」「空港の人になる!」とか言うのかなーと思いきや、今のところ無いですね。「ケーキやさんかダイソーの人」らしいですw
ご卒園おめでとうございます!
そして、すごい渡航歴のお嬢様でびっくりしました。トルコ、そしてパリの公園などなど、すさまじいご経験。
だいちぃさんが国際線にお詳しいのもうなずけました笑!
旅Mさん
ありがとうございます!そんな凄まじいなんてとんでもないです。オセアニア、アフリカ、南アメリカは無縁ですので。本当は行きたい場所・連れて行きたい場所がいろいろあるのですが距離や衛生面、治安の面で無難な選択になってしまいますね。ナミブ砂漠とかマチュピチュ・ウユニ塩湖への憧れはありますし!
国際線だけじゃなく国内線のが詳しいですよ(笑)でももっと詳しい人がネット社会にはいっぱい居そうなので知識は自分のブログではひけらかさず、ケンさんの所でちょいちょい放出している感じですw
だいちぃさん、リアルに本格的な旅人なんですね!ふつうに凄いですよ。
自分はお得にいけて美女がいる街ならどこでも楽しいというどアホなので、ナミブ砂漠とかウユニ塩湖がスッと出てくるだいちぃさんのブログで行きたいところの参考にさせて頂きますね笑。
美女いいじゃないですか!初海外一人旅は台北なんですが、一日に何回一目惚れをしたかw
たぶん旅人なんでしょうね。行かないと禁断症状でますし、旅のために働いていると職場で堂々宣言してますし。この夏は修行を兼ねての計画なのでボチボチ一般的な旅先になりそうです。
>集まってくる大人の表情…きぐるみのヤツラですか?w
そっちじゃねーよっ!爆
確かに着ぐるみのみなさんの表情もステキですけどねー笑
でもお子さんがいることで親御さん同士も国籍関係なく会話が始めやすくなるというのは実際あるでしょうね。ひとりだと警戒されがちなピンクのウサギさんも、お子さん連れだとさほど怪しまれることなくキレイなママさんに話しかけることが出来る!パパ孝行のお嬢さんだわ~♪(´▽`*)
ぬるまゆさん
実際その通りです!!子どものおかげで目しか出てないアラビアの美女とアイコンタクトをしたり、目のやり場に困るセクシーママに接近することができたりw よし、この夏はビーチリゾートにしますか♬オススメのサメが居ないヌーディストビーチってありますか?
>オススメのサメが居ないヌーディストビーチってありますか?
知らんっ!!ww
ビーチではないみたいですが、ウワサによるとサメやらいろんな動物がウロウロしている「那覇空港」っていう場所がアツイらしいですよ♪( ゚∀゚)